世界のカジノは、2021年末の段階ではかなりの苦境に立たされています。
これは、コロナ渦の影響も大きいのですがITの急激な発達も挙げられます。

ラスベガスですらもコロナが急激に蔓延した影響で閉場を迫られる

まず、世界は現在コロナ渦の現状にあるため多くの人が自由に外出を行うことができない現状に存在します。
例えば、アメリカでは多くのギャンブル施設が存在することで有名で、全国的に約1000近くも存在すると考えられています。
しかし、その代表格として存在していたラスベガスですらもコロナが急激に蔓延した影響で閉場を迫られてまともに運用することができなくなってしまいました。
入場制限を設けたり、感染症対策を行ってわずかな人数を入場させるなどの対策をして、ようやく2021年にその苦境を脱する対策を講じることができ、結果を出すことができた現状です。
こういった対策や苦境は、アジア地域であっても同様です。
元々、マカオなどのギャンブルで有名な地域は、多くの観光客を対象にサービスを提供していたという背景が存在します。
コロナの影響で外国から人が入ってくることができなくなってしまいますので、その影響をダイレクトに受けています。

急激にその規模を拡大させているオンラインカジノ市場

実際に、海外のカジノ施設の大半はアメリカに限らず閉鎖されていた状況で、まともに運用することができませんでした。
このことからもわかる通り、現状でサービスを提供している多くのカジノ施設の動向は、世界的なコロナ渦の収束やその対策とリンクしています。
一方で、急激にその規模を拡大させている市場も存在します。
それが、オンラインです。
世界のギャンブル市場は、コロナで人が集めることが難しくなっていることからオンラインに移行している背景があります。
近年は、ITの進歩が目覚ましくリアルで施設を作らなくてもオンライン上でライブ配信ができる様々なサービスが登場しています。
例えば、海外のオンラインのギャンブルとして有名だったのはブックメーカーです。
ブックメーカーは、様々な対象をターゲットにすることで多くの人から支持を集めました。
簡易的に投票できて、しかもオッズも仕組みもわかりやすく初心者でも利用しやすいとあって、世界中で現在でも人気です。

コロナ渦であったにも関わらず日本国内の競馬の売上は増加傾向

カジノも、オンラインのこういったシステムを利用して急激にその状況が変化しています。
これは、海外のカジノ施設だけではなく日本であっても実は例外ではなく、既にデータとして表れています。
日本の場合は公営ギャンブルとして競馬などが存在しますが、実はコロナ渦であったにも関わらず日本国内の競馬の売上は増加傾向にあります。
これは、インターネットを利用した気軽な購入方法が広まったからに他なりません。
従来までは、公営ギャンブルはその施設にいって馬券などを購入しなくてはいけませんでした。
払い戻しを行うときにも、専用の機器を通して行う必要がありましたので専用の施設がないと成り立たない現状があったのです。
しかし、日本でもインターネットを用いた投票方式が作られていて、それがコロナ渦をトリガーとして爆発的に普及しました。
その結果、国内の経済事情が困窮していたにもかかわらず、実はインターネットでのギャンブルは売上を大きく伸ばすという奇妙な現象が確認されています。
このようないわゆる逆転現象は、世界的に確認されています。

まとめ

特に、オンラインカジノなどでは実際に現金を利用せずに暗号通貨などを用いた秘密裏の投票もできるところすら存在します。
暗号通貨を用いた投票は非常に好まれていて、誰がどうやって投票したのかをわかりづらくするための高いセキュリティ性もあります。
そのため、現状は大きく変わっていて現実の施設を用いない新しい形のギャンブルが広がりつつあります。